Fujifilm X-T3 & Fringer EF-FX10



突然ですが、Fujifilm X-T3 ユーザーになりました

X-T2 が発売された時からずっと欲しいなと思っていた Fujifilm のカメラ。コンデジの X20 を買ったものの、やっぱり自分が思い描いたまま撮るのは限界があり、いつのまにか使わなくなってしまいました。今までずっと Canon ユーザーだったので、レンズも一から買い直しするのも困るし、どうしようかなぁと悩みながら色々と調べていたら、後で紹介する Flinger(フリンガー)というマウント アダプタを使えば、そのまま Canon のレンズが使えるというのを聞いて、これなら Fujifilm 買っても普通に使えるかも!と思い立ったのが、今回 X-T3を購入に至った大きな要因だったかもしれません。今回の Blog では同じように Canon から移行を考えている方になにかヒントになる事があればと思い、文章にしてみました。写真でも動画でも使うつもりで購入したんですが、今回は写真の話に絞って話をします。

あ!ちなみに上の画像は Camon 5DMK3 + 100m Macro で撮影してます。この組み合わせも本当に好きです。

写真の色が素晴らしい!

まぁこれはよく言われている事だと思いますが、普段仕事で使っている Canon 70D と正直比較にならないくらい、シャープで、素晴らしい色を表現してくれます。それでいてボディーは本当に軽い。今回は普段気軽に持ち出して撮影したかったので、Fujinon Lens XF23mm F2 R WR をボディーと一緒に購入しました。正直それ以外の焦点距離で本気で撮影したい時は、Canon 5D MK3 で撮影すればいいし、最悪アダプターをかまして Canon のレンズを使えばいいかなと思って、 オールマイティに使えそうな広角の 23mm をチョイスしました。 もうちょっと頑張れば、F1.4 のレンズも購入できたんですが、動画の撮影でも使用したかったので、オートフォーカスの駆動音のうるさいのが気になり、F2 をチョイス。35mm の焦点距離を選ばなかったのは、23mm で寄れば 35mm の焦点距離になる。逆に狭い空間で 35mm のレンズでは 23mm の画角は表現できないので、じゃぁ広角でしょっていう理由です。

Fujifilm X-T3 + XF23mm F2 R WR / Classic Chrome

実際使って見た、使用感はいかに

作例を元に話を進めていきます。ここは横浜駅西口にある Stoves とうアメリカンバー & レストラン。 画像は.jpgで撮って出しフィルムシュミレーションの Classic Chrome を使用しています。多分 Canon から移行してきた人が一番使いづらいのが、カメラ上部にあるダイヤルだと思います。ここがカッコいいんですけどね。。。

特にシャッタースピードは普通の設定だと決めたシャッタースピードから背面ダイヤルで+-1段分しか動かせないので、いちいちダイヤルでもう一度シャッタースピードを決めなければならず、これが一番面倒くさかったです。ただTモード (タイム撮影)にすれば、EVFから目を話さずに値を設定できる事がわかったので、この問題は解決しました。絞りは純正レンズを使用するときは、レンズ側のみの変更となりますが、ここは慣れれば問題ないと思います。後ダイヤルを全てカスタマイズできるので、Canonのカメラを使う時とそれほど違和感なく使えてます。

優秀なのがフィルムシュミレーション。X20を使っていた時はあまり意識していませんでしたが、JPG 撮って出しでいいという方にはすごく便利で、この設定を変えるだけでそれっぽい写真が撮れてしまいます。僕はこのクラシック クロームという設定がお気に入りで、よくこれで撮影しています。

Fujifilm X-T3 + XF23mm F2 R WR

マウント アダプター Fringer の話

プライベートでは、重いレンズを持って行きたくないので、あまり出番がありませんが、仕事では結構つかってます。Canon の EFレンズを Fujifilm の Xマウントに変換してくれます。電子接点が付いているので、オートフォーカスももちろん使えます。これのいい所は APS-C 専用の EF-S レンズにも使用できるので、今まで購入してきた Canon レンズが全て使えます。僕が持っている SIGMA のレンズも普通に使えますし、F値が変わったり、焦点距離が変わることもありません。

このマウントアダプターを購入する時に一番悩んだのが、絞りリング付きの FR-FX1 にするか、EF-FX10 にするかでした。Fujifilm のカメラは上記でも話した通り、レンズ側に絞りリングがあります。なので、カメラ側では絞りの制御ができないわけです。その Fujifilm のレンズと同じように使いたい人は FR-FX1を使用することになります。正直その絞りリングの幅が細く、カメラのボディ側にあるので、実際つけてみましたが、すごく使いづらい。元もと Canon ユーザーの方は、EF-FX10を購入してカメラ側の背面ダイヤルで変えた方が絶対使いやすいと思います。そもそもこっちの方が1万円近く安いですしね。

この写真は STOVES に来たら必ず頼んでいるフィッシュ バーガーとモヒート。ここのモヒートは本当に美味しいので、モヒート好きの方は是非一度試してみてください。特にお店の回し者ではないので、心配しないでください。(笑)

Fujifilm X-T3 + XF23mm F2 R WR

ストロボ撮影の話

もう一つ気になっていたのが、ストロボを使った撮影です。気軽に使うとは言ったものの、やっぱり本気で使いたい時もあるので、今 Canon で使用いている 430EX-Ⅱと CACTUS V6 をそのまま流用したかった。とりあえずコマンダーの設定を変更して、いつも通り使ってみると自分が欲しい光をコントロールできました。上の画像は確かストロボ1灯を炊いてます。もちろんオフカメラです。

後、デジタル写真を扱う方で気になるのが RAW現象。元々持っていたパッケージ版の Lightroom では対応しておらず、データーの認識ができませんでした。 Lightroom Classic であれば、最新版に変更すれば読み込みできました。ここ意外と盲点で、Lightroom を使用している方で、月額の Adobe 製品の契約をしていない方は、RAW 現象を Fujifilm が提供するソフトウェアに変更するか、契約をするかを迫れられます。細かい調整をするソフトを変更するのは作品に大きく影響がでそうなので、僕は Lightroom CC を選択しました。

総評

ながながと書いてしまいましたが、結局どうなの?って言われると、僕は買ってすごく満足度が高いです。唯一の不満はバリアングルモニタでない事だけでしょうか。タッチパネルの反応もいいし、Wi-fiでデーターを iPhone にも飛ばす事ができるし、なにせ見た目がかっこいい。(これ大事) そうそう Wi-fi での転送ですが、できるっちゃできるんですが、取り込むまでのプロセスが長くて、取り込みにも時間がかかるので、どうしても iPhone に取り込んで今 SNS にあげたいという事がない限り正直使う事がないかなぁって感じです。

久しぶりの長文の投稿を最後まで読んでくださってありがとうございました。
ALL Photo by UNDERGROUND...Hiro

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