Baseus 6in1 iPad Pro ドングル USB Type-C アダプター を購入しました。

iPad Pro は拡張性がすごく高く、HDD や SSD を直接 USB-C ケーブルで接続が可能です。ただ iPhone も同じように、外部ポートは底面の充電するポートしかないので、充電と他の機器の同時接続ができません。それを補う為の、 USB Type-C アダプタ が欲しくて、色々な USB-Type-C アダプタを見て回ってみました。その中で行き着いたのが、今回ご紹介する　Baseus 6in1 iPad Pro ドングル USB Type-C です。

iPad のデザインを損ねないスマートな接続方法が最大の魅力。Apple 純正のオプションパーツのように、 iPad の角にぴったりと装着でき、接続のケーブルもちょうど充電ポートに届くくらいの絶妙のサイズ感。一切の隙がありません。

本体に接続面の厚みによって調節できる板が付属されているので、iPad カバーをしていても取り付け可能です。しかもスピーカーを塞がないように貫通している穴が同じピッチで空いているので、スピーカーの音が損なわれる事もありません。

接続のポートは、3.5mmのイヤホンジャック、Type-C (給電も可能) 、SDカードリーダー、 Micro SD カードリーダー (カードリーダーは2つ同時接続には対応していません) 、外部モニタに出力する HDMI 端子、そして USB-A 3.0 ポートが一つの6つの機能が1つに収まっています。

写真を撮影することが多い僕のスタイルでは、iPad で直接SDカードのデーターを読み込んで、外付け HDD に保管するなんてこともこのアダプタと iPad で出来てしまします。

素晴らしい製品ですが、気になった点もあります。様々なデバイスを繋げる事ができる反面アダプタ自体に厚みがあるので、接続したまま、直置きした時に平にはなりません。なのでどうしてもグラグラしてしまい、Apple Pencil で書く事が困難というか不可能です。また僕のケースの使用上30度のタイピングモードにした場合、このアダプタが干渉してしまい、タイピングモード使用が出来なくなります。僕のように Bluetooth Keyboard を理由している方は、そもそも iPad 単体でタイピングする事も少ないと思うので、それほど気にする必要はないかと思います。

僕の場合、このアダプタを使用する時は、画像編集を行う時や、Key Board で物書きしている時の2点に使用が限られているので、必要十分です。どうしてもペンシルと併用して使いたい時は、 以前紹介した MacBook を購入した時に一緒に買った、RayCue の USB Type-C Hub を利用できるので、現時点では、困る事はなさそうです。

価格が 6,000 円を超える高価な物なので、スマートな接続にどこまで魅力を感じるか。それがこの商品を購入するかどうかの分かれ目になりそうです。それにしてもここ最近テレワークが増えたせいか、USB Type-C の在庫が軒並み Sold out しています。この商品は比較的高価な事もあって、多少在庫があるようですが、気になる方は早めに手に入れる事をお勧めします。