2020 Korea Trip その2

普段の仕事が忙しくてなかなか更新ができませんでしたが、2020年2月に行った Korea Trip の続きを書こうと思います。前回の Blog をご覧になっていない方は、こちらも合わせてご覧ください。 今回の Blog の画像はほぼ iPhone で撮影したものなので、いつものような綺麗な写真でなくてすいません。

厳しい寒さも慣れてきて、今日はどこに行こか考えていました。そんな中、去年の韓国旅行中に色々と連れて行ってくれた友人のチェリンに連絡をとってみたところ、また大邱で逢いましょうと言う事になり、ソウルから大邱に向かう事になりました。彼女は独学で日本語の勉強した女性で、僕が知っている韓国人の中で一番日本語が上手。さらに観光客が知らないローカルで美味しいお店を沢山知っている子。日本と韓国の色々な情報交換もしている大切な友人の1人です。

大邱は大体横浜から大阪くらいの距離感で、皆さんご存知の釜山より少しソウル寄りの都市。韓国は大きくソウル、大邱、釜山が都市になるので、ソウル旅行に飽きたら、少し足を伸ばして違う都市に行ってみるのもいいと思います。

ソウルから距離が結構あるので、移動は KTX と呼ばれる新幹線で移動します。新幹線のチケットは Online で購入可能です席が空いていれば、当日予約も可能です。ただ、週末や、祝日など、人が多く移動する時は、席が空いておらず、予約が取れない場合もあるので移動する日が決まっている方は、早めに予約を入れておいた方がいいと思います。もちろん日本から予約もできるので、心配な方は渡韓前に予約を入れておきましょう。

予約サイトはこちら
http://www.letskorail.com/

ページにアクセスしたら、TOPページの上の部分にある乗車券を選びましょう。KTX のサイトは日本語表示、英語表示があるので、分かりやすい表示を選んでください。行きたい場所、乗車時間を選択して、自分で決めたパスワードと韓国国内で確認できる E-mail アドレスを入力し、お持ちのクレジットカードで決済して完了です。この時パスワードを忘れると、何かあった場合、窓口でも対応できなくなってしまうので、パスワードを何かにメモしておいた方がいいと思います。支払いは日本のクレジットカードで支払い可能で、予約が完了すると、登録した E-mail に Train Ticket の詳細が届きます。もし E-mail が取れない可能性があるかたは、予約完了の詳細画面をスクリーンショットして保存しておく事をお勧めします。

無事予約も済んで、KTX の発着駅のソウル駅へ向かいます。韓国の新幹線は信用乗車という制度をとっている為、改札がありません。そのままホームに向かって目的の電車に乗るだけです。Train No. を確認して、電光掲示板に書いてあるホームに向かい、Car / Seat No. を確認して、指定された座席に座ります。

色々なサイトで KTX のチケットの取り方を見ると、窓口で紙のチケットに必ず変えてくださいとありますが、過去何度か乗ったり友人に窓口の方に聞いてもらい、実際は E-mail で送られてきた Online チケットがあれば、紙のチケットに交換する必要はないそうです。どうしても紙のチケットに変えないと不安な方は、乗車時間の1時間前には駅に行った方がいいです。窓口が混雑してして大体の30分は待たされます。僕も最初は紙のチケットに変えてもらってましたが、それが本当に面倒で苦痛だったので、友人に確認してもらいました。

僕は仕事柄パソコンを持って移動しますが、普通に旅行している方はパソコンなんてもってないですよね。安心してください。アンドロイド端末は分かりませんが、iOS はアプリがあります。 KORAILTALK というアプリを検索してダウンロードしてください。アプリを立ち上げて、画面右上のハンバガーメニューをタップし、歯車マークをさらに押すと、Language Setting の項目があります。ここから日本語表示を選んで、予約購入が可能です。

座席に座ると客室乗務員の見回りがあり購入されていない席に座っていると注意されるみたいです。ソウル駅は最初の出発駅の為、席が空いている場合がありますが、その内席が埋まって行きますので、必ず指定された席に座りましょう。

2時間くらい電車に揺られて、東大邱に到着し、チェリンと無事合流。泊まりの予定で来ているので、スーツケースを預けに、駅に併設されている新世界百貨店へ。ここの地下に大きなスーツケースを預けられるロッカー(有料)があります。これは裏技的な話ですが、どこもロッカーがいっぱいで荷物を預けられない場合、ベビーカーを貸し出しだったか預け入れできる所だったかどちらかの場所が、建物の上の階にあります。本来はこの百貨店の会員だけのサービスらしいですが、頼めばスーツケースを当日のみですが無料で預かってくれます。僕も地下のロッカー、駅のロッカーがいっぱいだったので、チェリンが調べてくれて、無料で預かってもらいました。

荷物を置いて身軽になったら、大邱に移動して、彼女がオススメのレストランでランチに行きました。ここで食べたのはハニートーストとトンカツのセット。日本でよく食べるトンカツにデミグラスソースがかかっていて、美味しかったです。トーストもバターと甘いシロップがかかっていて美味しく、ボリュームもかなり多かったです。

お腹もいっぱいになり、久しぶりの大邱の町をブラブラ。韓国はおしゃれなカフェがすごく多いので、見てるだけでも楽しいです。歩き疲れた僕たちは1件の Cafe へ。韓国では食事の後にカフェに行ってコーヒーを飲むのが文化のようで、韓国人が頼むのは殆どがアイスアメリカーノ。日本で言うところのレギュラーコーヒーです。僕はいつもカフェラテです。お互いの近況を話しながら今夜泊まる場所を探します。

大邱周辺はホテルの値段に大きな差があり、有名所のホテルだと、一泊 7,000円〜10,000円くらい。安い所だと3,000円でお釣りがきます。僕は寝るだけだったので、安いホテルを予約しました。東大邱駅から歩いて15分くらいタクシーで行けば5分程度の場所です。安いホテルはラブホテルと宿泊施設を同時経営しているような所なので、治安はあまりよくなさそうな場所にあります。得になにかあった事はありませんが、薄暗い立地の場所にあるので、女性一人で宿泊する場合は、タクシーでホテルの前まで行った方がいいと思います。値段の割に部屋も広いですが、あくまでラブホテルレベルの客室なので、部屋はそれほど綺麗ではありません。 喫煙も可能な部屋なので、タバコの匂いが気になる方は、ホテル予約をする際、よく確認した方がいいです。

また、今回このホテルに泊まるのは２回目だったので、場所もわかっていて問題ありませんでしたが、初めて宿泊した際、駅からタクシーで連れて行ってもらった場所に建物すらないという状況になりました。たまたまタクシーの運転手さんが気を利かせてくれ調べてくれたので、無事たどりつけたのですが、海外でしかもその国の言語が話せない場合、自力でトラブルを解決できない事もあるので、なにかあった場合に対処できるようにメモやプリントアウトなどトラブル回避する準備は大事だと思います。

僕は移動中ソウルのホテルはそのままにしてきているので、大量の荷物やお土産を持って出かける事はないのがよかったんですが、ホテルの料金は２箇所分支払わなくてはいけないので、やはり旅は計画的に動いたほうがいいですね。(笑)

そんな話をしていると携帯電話に緊急速報の通知が聞いた事のない大きな着信音と共に届きました。韓国語で届いたので、意味をチェリンに聞くと、コロナウィルス予防を啓発する内容で、そんな事で携帯を鳴らさないでよとその時は思っていました。とりあえず夜ご飯を食べに行く前に、荷物を取りに行って、ホテルのチェクインを済ませてから、ご飯を食べに行く事になりカフェを出て、駅へ向かいました。駅では来る時にはやっていなかったサーモグラフィーで体温を監視されていて、緊急速報もあったしどうしたんだろうと思っていたところ、チェリンの友人から連絡が入り、どうやらコロナに感染している事を自覚していた人が、宗教の大きなミサに参加、集団感染したとの事。この話は日本でも大きく報道されていたので、知っている方も多いと思いますが、集団感染したまさにその日僕は大邱にいました。そこから韓国国内に爆発的な勢いで感染が広まり、今に至ります。おかげさまで僕はピンピンしているので、よかったですが。。。

ホテルに荷物を置いて、チェリンお勧めのコプチャン (ホルモン) を食べに再び街に戻ってきました。Gob Town というお店で、コプチャンの専門店。野菜もたっぷり入った料理で、ソースをつけなくても味付けされているので、美味しいかったです。基本お酒を飲まない僕ですが、韓国の焼酎、ソジュを飲んでみたくて頼みましたが、僕は味もアルコールの強さもダメでした。店内もすごくおしゃれで、日本人の観光客の方は誰もいなかったので、気になる方は場所を NAVER で調べて行ってみてください。何故か Tokyo のレタリングと グリコのマークがコラボしているこの看板の2階が Gob Town です。

お腹がいっぱいになったところで、大邱に来たら行きたいバーがあり、そこに歩いて向かいます。このお店は確か朝5時近くまでやっているバーで、カクテルも飲めます。僕はモヒートが大好きなので、いつものようにオーダー。お値段は一杯 1,000円から 1,5000 円と割と高いですが、雰囲気のいいお店なので、オススメです。深夜遅くまで色々な話をして、タクシーでホテルに戻り就寝。

翌朝早めにホテルを出て再びチェリンと合流し、朝ごはんを食べに行く事に。何度か韓国に来ていますが、トッポキを食べた事がなかったので、トッポキのチェーン店へ連れてってもらいました。味は甘辛いソースにお餅が使っているという感じで、オプションで、おにぎりと餃子の皮を揚げたような物中身は入ってなかったと多います、そして薩摩揚げのような物をオーダー。ドリンクはネクターのようなピーチジュース。紙のパックで購入してコップに移して飲むのですが、こういうローカル感大好きです。

お店を出て、この日は清州(チョンジュ) で Clothing と Motorcycle Custom Shop を営む Shake Piston の G-kun と約束をしていたので、再び大邱に戻り新幹線の予約を取りました。次回はいい意味で田舎で古い街並みが素敵な清州編をお届けします。

2日間色々な所を案内してくれたチェリンありがとう！また会いましょう！