自宅でのリモートワークをより快適にするためにクラムシェルモードを導入しました。

自宅でのリモートワークをより快適にするためにクラムシェルモードを導入しました。

コロナの影響でリモートワークする方も増えてきて、デザイナー界隈の友人は自宅で作業する方がほとんどです。僕自身は特にリモートワークという事もなく、仕事はほぼ100%会社で行うのですが、個人の活動の写真編集、イラスト作成や Web の作成などなど、自宅での作業も多く、Macbook Pro でも事足りていたのですが、マルチタスクで作業したい時や、細かい作業したい時は、ディスプレイが大きい方が、作業効率があがると感じ、Macbook の便利機能 クラムシェル モードを構築したいなと感じて一通り機材を揃えてみました。 また Cafe など外で制作した作品を自宅に持ち帰って最後の仕上げを大きなモニタで同じ PC を使って作業できる事はデーターの移動も必要ないですし、メリットは大きいと思います。

あまり予算をかけずに環境変化をしたくて、色々調べた結果1万円以内で揃えた機材を今回はシェアしたいと思います。

まずクラムシェルモードをするのに必要なのが、 Bluetooth Keybord, HDMI to Type-C ケーブルと常時充電する為の Type-c ケーブルと充電器。これだけ揃えればとりあえずクラムシェルモードは構築できます。 僕は Windows のデスクトップマシンで作業する事もあるので、わざわざ抜き差しする手間を無くすために、HDMI の切換器とOutput 用の HDMI ケーブルと Macbook を立てておく為のスタンドも購入しました。

電源は以前僕の Blog でも紹介した Ravpower の製品が使えるので、今回の購入は無しです。気になる方は前の投稿を覗いてみてください。
RAV POWER PD Pioneer 61W Wall Charger RP-PC112 購入

RAV POWER PD Pioneer 61W Wall Charger RP-PC112 購入

一度 GaN 窒化ガリウム採用の充電器を使ってみたかった事と、他の. USB 機器は、PCから直接給電も出来るので、ポートが一つで、出来るだけコンパクトな RP-PC112 を購入してみました。


RAVPower RP-PC105 PD 充電器

RAVPower RP-PC105 / Macbook Pro 用の充電器を買い直しました。

前回買った時から1年が経っているので、他になにかいい物がないか探していた時にこの 61W/PD 3.0対応/折畳式/2ポートUSB-A & USB-C、RAVPower RP-PC105 を見つけました。

iClever ウルトラスリム フルサイズ ワイヤレス 充電式 キーボード IC-BK22

Macbook を閉じて使うので、まずはキーボードがないとなにもできません。JIS配列かUS配列かすごく悩んだのですが、自宅で共同作業する場合、相手側のJIS配列の Macbook を繋げたい時に US配列だと作業効率が落ちるなぁと思い、JIS配列にしました。僕の Macbook は US 配列ですが、割り当てたショートカットキーなどは繋いでいる Macbook に依存するようで、Macbook のキーボードと同じように使用が可能です。標準装備にない英語、日本語の切換ボタンも反応するので、使いやすさはむしろアップしたかもです。

3台までボタンひとつで接続先を切り替える事が可能で、電池ではなく充電式、テンキーもついているので、タイピングしやすいです。ミニマルが好きな方はテンキーなしがいいと思いますが、僕は自宅や仕事で使うキーボードは絶対テンキーがあったほうが楽だと思います。

打鍵感はやや浅いパンタグラフ方式で慣れるまで少し時間がかかりそうです。また、キーボードの高さは可変できず、多少角度がついている形です。正直タイピングをバシバシしたい方には向いてないかもしれません。打鍵感が浅いと、ミスタイプが若干増える印象です。後これは高いキーボードでもしっくりくるのが無いのですが、カーソルボタンが小さい。割と上下左右のカーソルボタンの使用頻度が高いので、このボタンが大きいのが好みなのですが、その他のメリットを優先して妥協しました。

価格は僕が購入したときで3,900円くらいでした。いいキーボードは1万円をゆうに超えてくるので、この価格帯で充電式、Blutooth 切換、テンキー付きであれば必要十分だと思います。タイピングがメインの作業をする方はもう少しお金をかけて打鍵感の深いキーボードの方がいいと思います。

僕の評価は100点満点中75点くらいです。

本体寸法:36.6x12.5cm、キーボードの薄さ(奥1.6~手前0.3cm)

そうそう僕は Magic Mouse をもっているので、マウスを新たに購入する必要はありませんでしたが、Macbook のトラックパッドをメインで使っている方は、マウスかトラックパッドを別途用意する必要があります。

それと気をつけなければいけないのが、USBの無線受信器付きのワイヤレスキーボードとワイヤレスマウス。これは PC に Blutooth 機能がない方が使う機器なので、受信機なしで Bluetooth 接続はできません。逆に Bluetooth 接続 Only の商品は Blutooth機能が無いPCでは使う事ができません。 このキーボードは後者の Blutooth 接続可能な機器に接続できるタイプです。


Parake 2in1 縦置き ノートPCスタンド

クラムシェルモードで一番の利点が縦置きにしてスペースを取らずに設置できる事だと思います。そのために必要なのが、PCスタンド。縦置きできればどれでもよかったのですが、2in1ならPCとキーボードを立てかけて空いたスペースでペンタブで絵を書いたりするのに便利だなと思いこのタイプを購入しました。



後ろに六角レンチで幅を可変させ、22mmから70mmまで調節することが出来ます。お使いの機器によって幅を調節可能です。PCが当たる部分はシリコンが付いており、設置することによるスタンドとPCの擦り傷を防ぐ事ができます。

構造上しょうがないのですが、片方を狭めると、片方が広がってしまう為、2台ぴったりに立てかける事はできず、どちらかの機器は、幅が合ってない状態で使用する必要があります。

購入金額は1,900円とリーズナブルなので、必要最低限の事ができるので十分でした。

サイズ:(W)15.0cm x (H)4.6cm x (D) 9.7cm



MESEVEN HDMI SWITCH 3 IN 1 OUT

先に記載した通り、Windows のデスクトップマシンもあり、僕が使う EIZO のモニタにはひとつしか HDMI ポートがないので、分配して切り替えられる機械が必要でした。できれば配線が同じ向きで入るように、入力も出力も同じ向きに端子があり、リモコン付きが希望でした。
入力ひとつに対して3つのチャンネルを切換られます。パネル全面にある Select スイッチまたは付属のリモコンでも切換が可能です。今回僕はモニタひとつに対して Windows デスクトップと Macbook を繋げているのですが、HDMI ポートが少ないモニタや TVなどにHDMIポートを増設したい時に利用できるので、HDMI 機器で繋ぐ機器をたくさんお持ちの方は、これが一台あると便利です。

Micro USB での給電をすると安定性が増すそうですが、特に給電を利用しなくても表使用は可能でした。

【4Kx2K@60Hz、HDCP2.2対応】:3D、1080P、4K x 2Kの解像度とHDオーディオを対応し、このHDMI切替器で最も豪華な映像と音声を楽しむことができます。

【給電可能、安定性が98%に向上しました】高品質Micro USB電源ケーブル付き、電源投入後は信号伝送が最も安定した状態です。

購入金額は 1,999円。

サイズ: (W)11.4cm x (H)1.5cm (D)4cm


HDMI ケーブル

最後は HDMI ケーブルです。これがないとモニタとPCの接続ができません。今回の買い物で唯一失敗したのが、Macbook と繋ぐ為の HDMI - USB Type-C ケーブル。上の画像を見てもらうとわかるように、HDMI側が大きすぎて、隣のケーブルに干渉してしまいました。 頭の小さな電源の Micro USB の隣にさした事で、なんとか指す事ができましたが、隣のポートは使えない状態です。
Macbook と繋ぐ HDMI ケーブルの購入はよく考えた方がいいと思います。僕は USB Type-C を直接差すタイプをチョイスしましたが、Type-C ポートが2つしかない場合電源とモニタに繋ぐケーブルでポートが全て埋まってしまいます。他に接続機器がない方は、これで問題ないのですが、他にも機器をつなぎたい方は HDMI ポートがついている USB ハブを用意する必要があります。その場合 HDMI - HDMI ケーブルになる可能性があるので、接続元の端子は要注意です。

サイズ: 1.8m
購入金額:1,399円


最後に Output用の HDMI ケーブル。モニタと分配器につなぎます。繋ぐ機器によってカラープロファイルが変わってくれるので、いつものカラーで作業ができるのは助かりました。性格なカラーを表現したいデザインを仕事にする方には嬉しい誤算でした。

サイズ: 1.0m
購入金額:899円



長々と書きましたが、家での環境をよくする為のヒントに少しはなれたでしょうか?今回は Macbook でのお話でしたが、Windows のラップトップでも設定をすれば同じ事が可能です。 まだまだ外出は難しいそうな今日このごろ、少ない投資で環境を整えて効率の良いリモートワークを実現しましょう。
ALL Photo by UNDERGROUND...Hiro

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