40代から始めるお金の勉強

40代から始めるお金の勉強

ここ最近クレジットカードやなんとか Pay などキャッシュレスにまつわる記事をいくつか書いてきましたが、よくよく考えると資産運用をはじめとしたお金の勉強って一度もした事がありませんでした。

40代になり、多少生活が安定してきた中で早期リタイヤいわゆる FIRE (Financial Independence Retire Early) を目指して真剣にお金の勉強を始めました。実際にお金の勉強をした事がある日本人は 20%程度と極めて少ないので、僕、私も全く知らないっていう人も安心してください一緒に勉強していきましょう。

40代から考える銀行口座

40代から考える銀行口座

そもそも僕が銀行口座を真剣に考える理由になったのは、銀行の預金はただお金を入れておく箱ではなく、銀行にお金を貸して利息をもらう元本保証型の超低金利の投資だと気がついた事が発端でした。

40代から考えるお金の使い方

40代から始めるお金の勉強

僕が以前から何度か提案させて頂いているクレジットカード、電車マネー、QRコード決済。これをフルに活用して毎日どこで買い物してもお得になるように支払い方を勉強しましょうという話。決して節約しましょうとか生活レベルを落としましょうという話ではなく、同じ生活をしながら、お金の価値をあげる事ができれば、生活は今以上にきっと豊かになります。

そもそも投資が儲かるなんて話を聞いたことがあっても普通に銀行に貯金しておけば資産が減ることもないし、安全で安心でしょと最近まで思っていました。わざわざリスクを背負ってまで投資に手を出したくないし。

でもお金は沢山あればそれだけ生活も豊かになることは間違いないですよね?じゃぁお金が減るリスクを減らす、または一切資産を減らさずに増やす方法があればどうでしょう?よしやろうってなりませんか? お金の勉強をしていくうちに、それほど難しい事を勉強しなくても高確率でお金を増やす方法がある事がわかりました。ただし僕が提案するのは長い期間をかけてゆっくりと増やしていくやり方なので、直近数年で大金を手にしたい方には向いてないかもしれません。短期投資で一攫千金を狙うのも長期でゆっくり積立をしていくのにも色々と準備が必要なのは同じなので、まずは初歩の初歩を覚えて行きましょう。

こんな事言っておいて、僕も最近色々と準備している所なので、実際に行う大きな投資はこれからです。今回の記事では、FIRE に向けて僕がどうやって資産運用をしようとしているか触りだけお伝えできればと思います。

前提として、現在の生活水準をキープしながら、特に節約をせずにお金を増やすのが理想ですので、あまり気負いせず暇潰し程度に見てみてください。

自分の資産、毎月の支出額を把握しよう


まず最初に大事なのが、自分の総資産の把握です。これは僕みたいに銀行預金しかしていない人はある程度把握できていると思います。そして次に大事なのが毎月の支出額。これ意外と把握してない方が多いと思います。家計簿をつけて支出を把握し、無駄遣いを減らそうという話ではなく、まずは月にどれくらいお金を使っていて、どれくらい余るのかを把握するのが目的です。

なぜこれが大事かというと、後々話していく投資を始める際、毎月どれくらい投資に回せるのかをしっかり把握する必要があるからです。支出額の平均がある程度把握できたら、その平均値 X 6 or 12 (6ヶ月〜1年) でかけた金額分の資産 (貯金) があるかどうか確認してください。

なんらかの形で無職になってしまい、再就職するまでの6ヶ月〜1年程度、収入0円で生活ができるかどうかこれを俗に生活防衛資金といいます。これが確保できてないうちは、まずは貯金で資産を増やす事に注力しましょう。

投資額が大きすぎて、毎月の収入に対して投資も含めた総支出が赤字になってしまったら、今のライフスタイルを変えなくてはいけません。兎に角無理をしないようにしましょう。

月の支出を把握するのに最適なのが Money Tree や Money Forward といった家計簿アプリ。収入側は預金している銀行によって連携ができない場合がありますが、支出側は、クレジットカードの紐付けがほとんどできます。ただ QRコード決済や Suica などのチャージを現金で行っている場合は、都度登録が必要です。僕の場合は QRコード決済をした度ではなく、チャージした金額を支出として計上するようにしています。

ちなみに僕は Money Tree 派で iPhone の無料アプリを使ってます。

Money Treeの登録はこちら

ネット銀行の口座を作ろう


メガバンク、地方銀行に預金をしている場合、金利は概ね 0.001% その利息に対して 約20% の税金が取られてしまうため、仮に100万円預金した場合、8円しか返ってきません。

仮に定期預金をしても金利は 0.002% 戻ってくるお金は16円です。昔の郵貯の定期預金であれば 金利 7.5% で税金が引かれても 60,000円が預けておくだけで増えていました。

そもそもお金の勉強をしていなかったので、銀行に預けて増やすなんて事を考えたこともありませんでしたが、昔と比べると今個人がメガバンク、地方銀行にお金を預け入れておくことのメリットは一つもないと思います。

なぜなら、ATMで引き出す際に手数料無料の時間帯が限られていますし、振り込みするのにわざわざ銀行に行かなければならない、その代わりどこか安心感はあると思いますが、銀行が破綻するなんて事が世の中にはありますので、ネットも実店舗もリスクは同じだと思います。

僕がおすすめするのは楽天銀行です。後に話す証券口座とマネーブリッジをすれば金利は 0.1% 先程の 100万円預けた場合の例だと、800円 戻ってきます。これが多いか少ないかは意見が分かれると思いますが、少なくとも銀行の 0.001% の金利で置いておくよりもマシです。

1,000万円までは楽天銀行が仮に破綻してしまったとしても保証されますし、セキュリティもしっかりしてます。預金金額によってATMの手数料、振り込み手数料も回数制限はありますが無料ですし、引き落としに設定しておけば楽天ポイントが勝手に貯まります。PCやスマホで残高確認、振り込みも可能ですので、検討してみてはいかがでしょうか?

口座開設の時に、キャッシュカードを作ることになると思いますが、クレジットカード一体型や デビットカード一体型を選ぶ事になります。僕は永年年会費無料の 楽天銀行ベーシックデビットカード (VISA) を選択しました。ATMで現金の入金と出金にしか使わないので、これで十分です。

楽天銀行はこちら

楽天クレジットカードを発行しよう

楽天銀行の開設を検討しているなら、ついでに楽天カードを発行しましょう。もちろん年会費無料の普通カードで十分です。後々楽天証券で積み立て NISA をやろうと思っている方は、月5円まで楽天カードであれば、クレジット支払いが可能です。もちろん支払い額に対して1%のポイントが付きます。この恩恵が長期投資した場合かなり大きいので楽天証券を使う場合、発行はマストです。

マイナンバーカードを発行しよう

楽天証券に限らず証券口座を開く為にはマイナンバーが必要です。マイナポイントに間に合わなかった方もとりあえず申請して取得しておきましょう。

証券口座を開設しよう

積み立て NISA, iDeco など投資信託を購入するには、銀行口座とは別に証券口座が必要です。特に楽天銀行の開設を考えている方は、証券口座開設、運用にお金はかかりませんので、投資するしないに関わらずとりあえず証券口座を開設しておきましょう。

僕は楽天証券とSBI証券の口座もとりあえずで開設しておきました。

まずここまで行ってお金を増やす為の準備が完了し、ようやくスタートラインに立てます。
家計簿アプリ、銀行、証券口座、楽天カードの申請は、全て無料で今この記事を読んでいる間に申請できます。

といっても楽天銀行、楽天証券、楽天カード、マイナンバーは一変に申請してしまえばそれで終わり。申請もネットで申し込めるものがほとんどなので、面倒なのは理解できますが、まずは1歩踏み出してみてください。

僕は40代からのスタートですが、20代、30代の方こそ、早く始める事ができれば、それだけ多くの資産を手に入れる可能性があります。時は金なりなんてよくいったものですね。
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UNDERGROUND...Hiro

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