ながら洗車用品と GOLD RUSH Quick Gloss Coat を使ってみました

ながら洗車用品と GOLD RUSH Quick Gloss Coat を使ってみました

新しく Glof 7.5 Valiant を購入してからどっぷり洗車沼にハマってしまい、週1の洗車を続けてます。Black 塗装の車両は汚れが目立ちますし、我が家は青空駐車なので、定期的なメンテナンスが必要です。

前回洗車の記事を書いた時に、洗車は安くて、簡単、楽ちんが一番という話をしていましたが、今回は真逆です(笑)総額17,000円くらいケミカルの購入費用が必要なのと、洗車時間もそれなりにかかります。今回僕が洗車にかけた時間は約4.5h。時間をかけた分仕上がりは素晴らしかったので、興味のある方は読み進めてみてください。
洗車は安くて、簡単、楽ちんが一番

洗車は安くて、簡単、楽ちんが一番

洗車道具を揃えて、環境を整えようと、あれこれ購入してみて行き着いた僕の今の一軍のアイテムをご紹介できればと思います。洗車のコツなんかも僕なりのやり方でお伝えしていきます。

結論からいうと、ピカピカテカテカで撥水効果も凄まじく、車が蘇った印象すら持ちます。そして思ったよりも早く終わったなぁと感じました。この日は曇りの冬の季節の施行だったので、ボディーが乾かず楽でしたが、夏の暑い時期は、時間や天候をよく考えて施行されるのがいいかと思います。

そもそもなぜ今回ながら洗車の商品とGOLD RUSH Quick Gloss Coat を購入したかというと、先に Quick Gloss Coat を使っていて、明らかに黒が増した感じがしたので、一旦全てのコーティングを落として、下地を作ってから施行したらどうなるんだろうと興味を持ったのが一番の理由です。

洗車沼にハマってからは、よく YOUTUBE で洗車動画をみるのが日課なのですが、その中でながら洗車さんの商品を見つけて、これなら自分でも失敗しないでできるかなと思ったのがきっかけでした。またながら洗車さんは、自信の Youtube チャンネルで使い方を説明してくれているので、気になる方はそちらもチェックしてみてください。

今回洗車で使用したのがこちら。

画像左から
BASE Polish & Coating (下地処理剤)
Degreasing Shampoo (脱脂シャンプー)
IRON Delete (鉄粉除去)
Quick Gloss Coat (簡易コーティング剤)

脱脂シャンプーで既に施行している簡易コーテイングを落として、鉄粉除去をし、Base で下地処理を作ってから簡易コーテイングで仕上げる工程になります。

Degreasing Shampoo (脱脂シャンプー)

このシャンプーが優秀なのは、希釈率を変える事により、脱脂シャンプーから通常の洗車にも使えるシャンプーでも使える点。また付属のボトルにキャップ 10杯分シャンプー液を入れて、精製水(水道水でも可) 500ml で希釈すると(希釈率1:10)マルチクリーナーとして使えます。精製水は薬局で100円前後で購入できました。

この希釈倍率で薄めたマルチクリーナーは鳥の糞やピッチタールなど、頑固な汚れにピンポイントで使用します。これだと脱脂の効果が強いので、内窓やサッと洗いたい時は、キャップ1杯で希釈する(希釈率1:1000)のがよいそうです。脱脂しない、日々の洗車の場合は5Lのバケツにキャップ1杯(希釈率1:1000) です。泡立ちが欲しい時はキャップ2杯でもいいそうです。
こんな感じ(画像左)で原液はかなり粘度が高い液体なので、キャップにとると、ベトベトになります。大体の量を覚えたら、直接バケツに注ぐのがよさそうです。マルチクリナーは僕も失敗したんですが、先に精製水を入れてからキャップ10杯分を入れた方がいいです。先にシャンプーを入れてしまうと泡立って300ml くらいしか水が入らなくなります。(笑)

先ほども言ったように粘度がかなり高いので、通常のシャワー程度の水圧では泡立ちません。ジェットなど水圧が強い状態で攪拌すると一気に泡立ちます。普段はシュアラスターのカーシャンプを使用していますが、明らかに泡立ちの良さが違います。車全部を洗ってもまだ泡がある感じでした。

今回は Wheel も鉄粉除去をする為、キャップ4杯を5Lで希釈します(希釈率1:250)。 ピンポイントでマルチクリーナーを併用しながら Wheel とタイヤを洗っていきます。香りは特にないですが、モコモコの泡で気分が上がります。泡切れもいいので、脱脂目的だけではなく、普段の洗車にも重宝しそうです。

今回、マルチクリーナーと Wheel 用に作ったシャンプー、ボディ用に作ったシャンプーで計キャップ18杯使用しましたが、全然容量が減らなかったので、かなりコスパはいいなと感じました。
1回目のボディー洗車。この時点ではまだコーティングが多少残っている印象です。この後に鉄粉除去してからもう一度バケツに残ったシャンプーでもう一度洗いました。
2回目のボディー洗車。ガラスや給油口の辺りをみると、しっかり脱脂できているのがわかります。

IRON Delete (鉄粉除去)

しっかり脱脂できたら鉄粉除去をしていきます。ザラザラした状態の上にコーティングしてもしっかりと効果が発揮できないので、下地作りには必須の工程です。濡れた状態でも施行してもいいのですが、今回はしっかり液剤を浸透させたかったので、一度拭き上げてから乾式で施行しました。

この工程は毎回やる必要はないのですが、ボディーがザラザラしてきたら施行する感じなので、3,4ヶ月に1回くらいですかね。香りは髪のブリーチ剤のような香りで、そこまで強烈ではないですが、いい香りではないです(笑)また、結構強いケミカルなので、手袋はして施行した方がいいと思いました。素手で施行したらカサカサになりました。

この鉄粉除去剤がいいのは、 成分が残りにくいので、施行後、もう一度シャンプー洗車する必要がなくしっかり水で流して終われるので、手間が少ないです。ガラスにかかってしまっても洗い流せばOKです。

今回僕はしっかり脱脂したいのもあったので、施工後、もう一度脱脂シャンプーで洗いました。

吹きかけて5分くらいすると反応してきました。しっかり流して、もう一度シャンプーで洗って Wheel は完了です。
続いてボディーです。 こんな感じで満遍なくかけて、反応を待ちます。意外とボディー全体に吹きかけると結構な容量を使います。Wheel とボディー全てで使って 2/3 くらい減った感じです。一本で2台いけるか微妙なところです。コスパは決してよくないですが、その後の作業を考えると、悪くはないと思います。

しかも全体に吹きつけられた訳ではなく、上の画像のようについてない箇所は当たり前ですが一切反応しないので、これでやり方あってるのかなという感じでした。

初めての鉄粉除去ということもあり、結構反応してます。
IRON Delete と一緒に IRON Pad も購入しました。これに数プッシュして、流水をかけながら優しくボディーを撫でるとあら不思議。ざらざらしていたボディがツルツルになりました。本来はこれを数回繰り返して反応がなくなるまでやるそうなんですが、貧乏性なので、今回は1回だけにしておきました。

作業して思ったのは、シャワーを持ちながら施行が意外と面倒で、ボンネットやサイドは比較的楽ですが、ルーフは普通の脚立だと腕がびちゃびちゃになるし、やりづらかったです。なにか棒でもつけたら楽かもですね。でも頑張った分ツルツルになったので満足です。

ちなみにこちらはポリッシャーにも取り付け可能だそうです。

BASE Polish & Coating (下地処理剤)

脱脂と鉄粉除去が終わり、車がすっぴんになりました。鉄粉除去後は、この BASE の施行を推奨との事だったので、こちらも購入。しっかり綺麗にしても、頑固な雨染みや水染みなどのウォータースポット綺麗になりません。そもそも水染みの上からコーティングをかけていたので、洗車するたび気にはなっていたんですよね。

この BASE は、そういった水染みの除去しつつ、配合されたレジンで小傷を見えづらくしてさらに撥水加工までできるという一つで3役をこなしてくれる優れものと聞いていたので、施工するのが楽しみにしていました。 また研磨剤が微粒子なので、ボディにも優しく、ガラスコーティングをかけていても問題ないそうです。
付属のアプリケーターに適量をつけて、ボディを磨きます。力の強さではなく手数が重要との事。今回ルーフも含めボディ全部に施行したので、かなり疲れました。後半に向けて雑になっていくので、やる気のあるうちにボンネットをやった方がいいかもです。 伸びはいいので、少量でワンパネル磨けます。

みるみる綺麗になっていくので、やっていてかなり楽しいです。
Befor / After が無くて申し訳ないのですが、ドアノブの傷もほぼ見えなくなりました。 素晴らしい!
BASE 施行完了後。ボンネットにあった水シミ、洗車後のミラーから垂れて後になっていた部分もすっきり無くなって驚くほど綺麗に。ヘッドライトやメッキ部分も綺麗になりました。ただ外車特有のモールの曇りが取れるほど研磨はできないので、ご注意ください。

艶出し効果もあるので、この時点でかなりツヤツヤして黒の深みが増しました。

GOLD RUSH Quick Gloss Coat (簡易コーティング剤)

最後に施行するのが、最近 USA車好き界隈で話題になっている GOLD RUSH Quick Gloss Coatです。BASE は綺麗に磨いた後、さらに上にコーティングを乗せる事が可能です。BASE は防汚性能が高くないので、雨上がりや洗車の後の拭き上げ不足など水滴の放置によるできてしまうイオン デポジット(水ジミ)を最低限に抑える為に Quick Gloss Coat を施行します。

最初に話したように、以前このコーティング剤を使用していて、黒の深みが明らかに増しました。BASE のおかげですでに黒々としている状態ですが、さらにどこまで変わるのか楽しみでした。

施行は簡単で、適量プッシュして、マイクロファイバークロスで伸ばして、綺麗なクロスで拭き上げるだけです。濡れた状態でも施行は可能ですが、乾いた状態で施行した方が、艶感は増すので、今回は乾式で行いました。

USA を感じさせるいい香りが洗車を楽しくしてくれます。
ボディーだけではなく、ホイール、バンパー、金属、メッキパーツやプラスチック類にも使用可能です。Wheel がツヤっとすると、全体がしまります。研磨剤を使用していないためガラスコーティングされた車にも使用可能なのも嬉しいところです。ガラスには使用できないのでお気をつけください。

ブラジル原産のヤシから抽出される天然成分カルナバ蝋(ロウ)を含有。カルナバの中でも最上級グレードであるT1グレードのみ使用しており石油系溶剤を含まないため、塗装にも優しく艶を出すことができ、同時に撥水タイプの弾き効果を得ることができます。

一台丸々施行しても伸びがいいので、それほど沢山の量を使わないのでコスパはいいと思います。ただ固形 WAX のように、若干ムラになりやすい所もあるので、しっかり吹き上げが必要です。

石油系溶剤を含まないため、塗装にも優しく艶を出すことができ、同時に撥水タイプの弾き効果を得ることができ、さらに、特殊シリコーン成分によって微小な傷は埋まる又は見えづらくなる作用があるそうなので、BASE との相性もよさそうです。
全ての施行完了後、ボンネットの水をかけてみました。やばいくらいバチバチに弾きます。これが滑水ってやつでしょうか。ほとんどボディが濡れないくらい弾いてくれるので、この後の拭き上げは本当にサッと一拭きで完了でした。BASE と Quick Gloss Coat の合わせ技恐るべしです。
洗車後のフロント、サイド、リアはこんな感じ。新車レベルのツヤツヤ感が蘇り、とても5年落ちの車には見えなくなりました。

今回初めて脱脂から施行してみて、思ったよりも難しくはありませんでした。ただ時間と費用はそれなりにかかるので、簡単に綺麗を保ちたい方は前回の Blog に書いた内容でOKだと思います。でももう少し手をかけてあげると、明らかにディテールは変わってくるので、気になる方は挑戦してみてください。
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