艶特化型コーティング ながら洗車 "夜" でコーティングしてみた

艶特化型コーティング ながら洗車 "夜"

少し前に発売開始になった、話題のながら洗車の艶特化型の簡易コーティング剤 "夜" 。ある程度塗装に艶のある車は艶があるかないかで車の印象がかなり変わります。僕のように濃紺車の場合はツヤツヤになると高級感がグッと増します。

いつもはこの艶感を出すために GOLD RUSH の Quick Gloss Coat (クイック グロス コート) を使用するのですが、ツヤに全振りしたコーティング剤が出たと聞いた時一度使ってみたいなと思い、先日の AMAZON のセールで少し安くなっていたので購入してみました。

早速施工してみた感想は、まず素人向きではない商品で、結構ムラになります。ツヤ感はというと、僕個人的な感想では Quick Gloss Coatの方が若干黒々しさは増す感じ。ただ、名前の通り、夜に車をみた時のツヤ感は、断然"夜"が上な感じ。そして一番嬉しかったのは、後日数回雨に振られた後のボディーが全然汚れてない。この点は驚きました。また滑り性もよくなるといった商品でしたが、これも別で紹介した STONER ワックスコート スピードビード(Speed Bead) の方が上でした。

GOLD RUSH Quick Gloss Coat (クイック グロス コート) と STONER ワックスコート スピードビード(Speed Bead) の詳細は過去の BLOG をご覧ください。
ながら洗車用品と GOLD RUSH Quick Gloss Coat を使ってみました

ながら洗車用品と GOLD RUSH Quick Gloss Coat を使ってみました

新しく Glof 7.5 Valiant を購入してからどっぷり洗車沼にハマってしまい、週1の洗車を続けてます。Black 塗装の車両は汚れが目立ちますし、我が家は青空駐車なので、定期的なメンテナンスが必要です。


洗車は安くて、簡単、楽ちんが一番

洗車は安くて、簡単、楽ちんが一番

洗車道具を揃えて、環境を整えようと、あれこれ購入してみて行き着いた僕の今の一軍のアイテムをご紹介できればと思います。洗車のコツなんかも僕なりのやり方でお伝えしていきます。

ながら洗車 夜とは?

艶(ツヤ)に特化した簡易コーティング剤で、スプレーワックスのように使える便利アイテム。主成分にカルナバロウ、特殊レジン、シリコーンを配合し、濃い艶と光沢を両立します 容量は350ml。濃色車だけではなく、淡色車も使用できます。公式オンラインショップやAmazon、楽天でも販売されています 。

内容量が350mlと少なく感じるかもしれませんが、基本ワンパネルにワンプッシュで十分なので、コスパはかなりいいです。

下地作りはながら洗車の脱脂シャンプーと BASE(ベース)がオススメ

今回初めて使うコーティング剤を塗るので、一度脱脂シャンプーで元のコーティング剤を落として、さらにBASE(ベース)で磨いて下地を整えます。




希釈倍率を変えれば普通の洗車時にも使用できる脱脂シャンプー。今回は濃いめで作って洗います。やっぱりこの製品は安いシャンプーとは段違いに泡立ちます。シャンプー洗車して水で流すと、コーティングがしっかり落ちました。
こんな感じでまったく弾かない親水状態になればOK。
嬉しい誤算といば、GOLD RUSH GLASS CLEANER & COATING に影響がほとんどなかった事。脱脂シャンプーでしっかり洗ってもバチバチに弾いてました。今回ガラスは最後にもう一度 GLASS CLEANER & COATING で仕上げるので、とりあえずこのままでOKにしました。

施工の様子は過去の Blog をご確認ください。




ベースでボディー、ルーフ、ボンネット全てを磨きました。この時点ですでにツヤ感がやばいです。時間が無い人は、このベースで磨くだけでもバチバチの撥水とツヤがでます。今回施工する夜は、このツヤをさらにブーストさせるために施工します。

このベースをした上にコーテイング剤を塗ると、溶剤の乗りが本当に変わります。すでに表面が整って滑り性も上がっているので、施工効率も上がります。

ながら洗車 BASE X "夜"を施工

ワンパネルに1プッシュまたは2プッシュ濡らして硬く絞ったマイクロファイバーに塗布します。この湿式施工がかなり重要です。

曇りの日の湿式施工しても、この上の画像のようにムラになります。そし拭き取りが固形ワックスなみに重いです。これが玄人向けと言われる所以だと思いました。もちろん乾式施工した方が持ちもツヤ感も断然上ですが、綺麗に仕上げるには時間も体力も使いそうです。

このムラを別の乾いたマイクロファイバータオルで拭き上げて仕上げるのですが、複数枚使いながら拭き取らないとムラが全然取れません。曇りの日でも大変だったので、ピーカンで施工したい場合、乾式施工したい場合は、1プッシュ以上溶剤をつけない方がいいと思います。

もしムラになってしまった場合は、もう一度ベースを施工すれば、リセット可能です。

そこまで耐久性がある製品ではないようなので、1ヶ月に1回程度の施工になりそうです。



施工後、10分、20分程度水との接触を避けて乾燥させて定着させる必要があるのですが、まさかの雨。ショック!!!!
でも異様に黒光してます。こういう暗い環境で見るとなんかすごいです。
これ伝わるかわからないんですが、左の画像が、施工後1週間後の状態(途中2、3回大雨に振られてます)。ウォータースポットもないし、本当に車が汚れてない。ちょっと今週は洗車をサボろうかと思ったレベルでした。

でもちゃんと検証したかったので、今度はシュアラスターのシャンプーで洗って、もう一度夜を施工しました。(画像右)
もう一度撮影してみました。

BASE X GOLD RUSH Quick Gloss Coat との比較

以前に施工した BASE X Quick Gloss Coat。こうやって比べて見ると結構違いがわかるもんですね。あくまで個人的な意見ですが、より黒くなった印象だったり、ツヤ感は GOLD RUSH Quick Gloss Coat の方が若干上のような気がします。


まとめ

今回"夜"を使用してみた感想をまとめてみます。

●良かった点

コスパ最高
防汚性が高い
日が落ちてから、暗い場所でのツヤ感はすごい

●いまいちな点

施工が難しい

数プッシュでワンパネルは余裕で伸びるので、一度購入すれば、しばらく使えるのでコスパはめちゃくちゃいいと思いました。そして、それなりのツヤ感と防汚性もあり、撥水もしてくれる点も Good。施工してから次の洗車をしても、滑り性と撥水、防汚性はそこまで落ちなかったので、再施工の頻度も少なくて良さそうです。

一方湿式施工してもムラなく仕上げるのが難しいのと、BASEを施工してからのコーティングは Quick Gloss Coat の時はすごく楽な印象でしたが、"夜"は下地を整えていても施工の難易度は下がりませんでした。特にワンボックスカーなどルーフが高い車はトップにこのコーティングを施工するのはかなり難易度が高いので、ルーフだけは撥水に特化した製品を使った方がいいかもしれません。

この製品をオススメする人を挙げるとするなら、多少拭き取りが面倒でもコスパよくツヤに特化してコーティングをしたい方、合わせて撥水、滑り性、防汚性も付加できるので、何度もコーティングを重ねたくない人や洗車コーティングの工程を減らしたいかたにも向いていると思います。

決して悪い製品ではなく、使い方によっては一番なんて人もいるような製品です。とりあえず一つ購入してみて、今日は"夜"、また別のは違うコーティング剤みたいに好みよって使い分けてみるのもいいかと思います。

僕は正直ツヤ感はもう一つ足りない印象でしたが、とにかく防汚性が気に入って、屋外駐車でも汚れが目立たないので今週は洗車できないなっていう日も車が綺麗なままを保ってくれるので、結構気に入ってます。夏のカンカン照りの日の使用は躊躇しそうですが、曇りの日に洗車できそうな日は積極的に使っていこうと思います。


All Photo by UNDERGROUND...Hiro

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