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DJI OSMO Pocket 4Pレビュー|動画クリエーターが選んだ理由とおすすめアクセサリー
ここ数年、動画撮影用の新しいカメラを購入したくて、ずっと「何を買おうか」と悩んでいました。以前に比べると動画撮影への熱は少し落ち着いていたのですが、ありがたいことに昨年、久しぶりに海外で撮影する機会をいただき、持てるだけの機材を持って撮影に向かいました。
一眼レフを2台、ミラーレスを1台、ジンバル、スライダー、三脚に一脚……。
どんな撮影にも対応できるようにと考えて揃えた機材でしたが、基本的に一人で撮影しているため、撮影するのも大変なら、機材を持って移動するのも大変。さすがに歳を重ねてきたこともあり、これからは「軽くて、自分が撮りたいものをしっかり撮影できるカメラ」が欲しいと思うようになりました。
実は、SonyのFX5も候補にしていました。ただ、手持ちのレンズがCanonのEFレンズとFujifilmのXマウントレンズということもあり、FX5用にレンズを一から揃えるとなると、それだけで200万円近い出費になってしまいます。写真も動画も撮影できるカメラであれば、思い切って購入していたかもしれません。しかし、FX5は動画専用機。写真撮影には使えないということもあり、現時点では一旦候補から外すことにしました。
そんな中で、以前から気になっていたのが DJI の OSMO Pocket です。最近ではたくさんの方が使用していて、作例もいろいろと目にする機会が増えました。「このサイズのカメラで、こんなに綺麗な映像が撮れるなら、もしかしたら自分の撮影でも使えるかもしれない」そう考えていたところ、タイミングよく2眼のプロモデル「DJI OSMO Pocket 4P」が発売され、今回購入を決めました。もちろんこの1台だけで撮影に行くのではなく、ジンバル系の撮影に利用するようにして基本は画質優先の一眼レフでの撮影になります。
僕の場合、旅の記録やVlogを撮影するために購入したわけではないので、一般的なレビューとは少し違った内容になるかもしれません。今回は、動画制作者として実際に使ってみてソフト(撮影の設定など)ではなくハード(本体やアクセサリー周り)に特化した気がついたことや、撮影時に便利だった周辺機器なども含めて紹介していきたいと思います。
そして、OSMO Pocketを購入するにあたって、気がつけば周辺機器もかなりの数を買い揃えてしまいました。さすがに全部を一度に紹介すると長くなってしまうので、今回から3回くらいに分けて、OSMO Pocket 4P本体と一緒に購入した機材やアクセサリーについて紹介していきます。気になるものがあれば、ぜひ実際に使ってみてください。
作例は近々海外旅行に持っていって撮影してみるので、しばしお待ちください。
まずは開封から。本体は手のひらに収まるほどコンパクトで、実際に手に取ってみると、その小ささに驚かされます。重量もわずか230g。OSMO Pocket 3や4と比べると、2眼カメラを搭載している分だけ少し重くなっていますが、それでも持ち運びで気になるような重さではありません。これまで一眼レフやミラーレスにジンバルなど、大量の機材を持ち歩いていたことを考えると、このサイズと重量はかなり魅力的です。
そして、今回OSMO Pocket 4Pを選んだ大きな理由のひとつが、この2眼カメラです。
広角:20mm相当(35mm判換算)/F2.0
中望遠:60mm相当(35mm判換算)/F1.8
20mmから60mmへの切り替えは、単純なデジタルズームではありません。2つのレンズとそれぞれ専用のセンサーを搭載しているため、1倍では20mmの広角レンズ、3倍では60mmの中望遠レンズに切り替わります。つまり、これまでのOSMO Pocketのように20mmの画角からデジタルズームで拡大するのではなく、3倍の60mmでは専用のレンズで撮影できるというわけです。
さらに、60mmに切り替えたあともデジタルズームを使用することができ、動画では最大12倍までズームできます。もちろん、倍率を上げるほどデジタルズームの割合が大きくなるため、基本的には1倍と3倍を中心に使うのが画質面ではおすすめです。
個人的には、この「20mmと60mmを1台で使い分けられる」というのがかなり便利だと感じています。
これまでなら、広角で撮影したいときは広角レンズ、少し寄って撮影したいときは望遠レンズ……とレンズ交換が必要でした。
それがOSMO Pocket 4Pなら、本体を持ったまま1倍と3倍を切り替えるだけ。一人で撮影することが多い僕にとっては、画質だけでなく「撮影中にレンズ交換をしなくていい」ということも、かなり大きなメリットです。
広角はやや物足りないものの広角レンズの選択肢もあるので問題はなし。望遠遠側はボケもあるし、ズームも可能なので、使いやすそうです。
広角:20mm相当(35mm判換算)/F2.0
中望遠:60mm相当(35mm判換算)/F1.8
20mmから60mmへの切り替えは、単純なデジタルズームではありません。2つのレンズとそれぞれ専用のセンサーを搭載しているため、1倍では20mmの広角レンズ、3倍では60mmの中望遠レンズに切り替わります。つまり、これまでのOSMO Pocketのように20mmの画角からデジタルズームで拡大するのではなく、3倍の60mmでは専用のレンズで撮影できるというわけです。
さらに、60mmに切り替えたあともデジタルズームを使用することができ、動画では最大12倍までズームできます。もちろん、倍率を上げるほどデジタルズームの割合が大きくなるため、基本的には1倍と3倍を中心に使うのが画質面ではおすすめです。
個人的には、この「20mmと60mmを1台で使い分けられる」というのがかなり便利だと感じています。
これまでなら、広角で撮影したいときは広角レンズ、少し寄って撮影したいときは望遠レンズ……とレンズ交換が必要でした。
それがOSMO Pocket 4Pなら、本体を持ったまま1倍と3倍を切り替えるだけ。一人で撮影することが多い僕にとっては、画質だけでなく「撮影中にレンズ交換をしなくていい」ということも、かなり大きなメリットです。
広角はやや物足りないものの広角レンズの選択肢もあるので問題はなし。望遠遠側はボケもあるし、ズームも可能なので、使いやすそうです。
ジョイスティックはジンバルの動き、固定、ズームなど切り替えて使えます。赤ボタンは Rec です。(画像右)
ジンバルの操作はこんな感じ。画面を縦にしているとズームボタンとカスタムボタン(画像左)にはアクセスできません。ただ画面横にしていても縦モードに設定でできるので、どうしても縦構図でズームが必要な場合は対処法はあります。
ジンバルの操作はこんな感じ。画面を縦にしているとズームボタンとカスタムボタン(画像左)にはアクセスできません。ただ画面横にしていても縦モードに設定でできるので、どうしても縦構図でズームが必要な場合は対処法はあります。
本体右にはストラップ穴があります。この後紹介するジグと干渉してしまうので、僕はつけずに運用する予定です。
本体左には microSD のスロットがひとつ。このカメラは内蔵ストレージは103GBもあるので、microSDを入れなくても、そのまま撮影することができます。ちなみに103GBあれば、4K/60fpsで約210分(3時間30分)の録画が可能だそうです。ここも万が一カードを忘れてもなんとかなるので助かります。
本体左には microSD のスロットがひとつ。このカメラは内蔵ストレージは103GBもあるので、microSDを入れなくても、そのまま撮影することができます。ちなみに103GBあれば、4K/60fpsで約210分(3時間30分)の録画が可能だそうです。ここも万が一カードを忘れてもなんとかなるので助かります。
背面は USB-Cポートがあります。外部マイクや外部モニタ出力、充電をしたい時はこのポートを利用します。
僕が購入したスタンダードコンボには、この Osmo Pocket 4P ハンドル(1/4インチ ねじ穴付き)が付属します。これのおかげで充電を本体の底から、背面に移動できます。
底面には 1/4インチ ねじ穴付くので、三脚など取り付けたい時はこのネジを利用できます。
実際つけてみると若干ですが、全長が伸びます。それでも十分コンパクトです。Osomo Pocket 4P は撮影をしていると本体がかなり発熱します。持てないほどではないですがこのハンドルがあったほうがそのまま持つよりマシかなと思います。
もうひとつスタンダードコンボには Osmo Pocket 4P 補助ライトついてきます。これが結構優秀なんです。
取り付けはジンバルの電子接点にパチっとつけるだけで点灯します。色温度は3色から選べ明るさも3段階で切り替え可能です。ライトの上部に物理ボタンがあるので、ここをポチポチして設定を変更します。
ジンバルの向きに合わせて照らしてくれるので、自撮りする人にはすごくいいアイテムだと思います。こんな優秀なライトがスタンダードコンボにも付属してくれるのは嬉しいですね。
ジンバルの向きに合わせて照らしてくれるので、自撮りする人にはすごくいいアイテムだと思います。こんな優秀なライトがスタンダードコンボにも付属してくれるのは嬉しいですね。
YWXTW製 DJI OSMO Pocket 4P 保護フィルム
ここからは一緒に購入したアクセサリの紹介です。実際に購入して使っているので、参考にしてもらえたら嬉しいです。僕の撮影は激しい動きの撮影が多いのと、海外の撮影は大量の荷物と一緒に持って行くので、万が一液晶が傷ついたり、割れてしまう可能性を考慮して、とりあえず Amazon で適当な保護フィルムを購入しました。600円で2枚入ってくるのでお得です。
ピッタリというよりも一回り小さいですが、縦でも横でも見え方はそれほど変わりません。保護フィルムは各社色々な物が出ているので、お気に入りの物をチョイスすればいいかと思います。
Coyktonty製 DJI Osmo Pocket 4P 用 保護ケース
OSMO Pocket 4P には、ジンバルを保護するケースが付属しません。なので本体を守るケールを購入する必要があります。僕は Coyktonty製 DJI Osmo Pocket 4P 用 保護ケース を購入してみました。Osmo Pocket 4 ハンドルを取り付けてもケースが使用可能です。これがあればバックパックやスーツケースに安全に収納可能です。
ジンバル部分と本体部分の2パーツ構成になっています。ジンバル部分は磁気式フリップカバーを採用しており、開け閉めが楽ちんです。ジョイスティックの部分も保護してくれるので、何かにあたってジョイスティックを動作させないようにできるのもオススメ ポイントです。
液晶の部分は透明なアクリルになっているので、ケースを付けたまま充電しても充電の状況を確認できます。
唯一の欠点はストラップでした。
本体側のケースはSDカード(画像左)、ストラップ穴(画像中央)はかわすように作られています。ジンバル側、本体側それぞれにストラップホールがあります。このストラップの取り付けが穴が小さくて取り付けにすごく苦戦します。どうしても入らない場合は千枚通しなどで穴を広げてやればスッと通ります。僕も最初諦めていたんですが、この Blog を書いてる時にあ!と思いついて穴を広げてみたら無事穴に通りました。
また純正の広角レンズ装着時はジンバルの蓋がしまらないそうなので、お気をつけください。
本体側のケースはSDカード(画像左)、ストラップ穴(画像中央)はかわすように作られています。ジンバル側、本体側それぞれにストラップホールがあります。このストラップの取り付けが穴が小さくて取り付けにすごく苦戦します。どうしても入らない場合は千枚通しなどで穴を広げてやればスッと通ります。僕も最初諦めていたんですが、この Blog を書いてる時にあ!と思いついて穴を広げてみたら無事穴に通りました。
また純正の広角レンズ装着時はジンバルの蓋がしまらないそうなので、お気をつけください。
TELESIN DJI Osmo Pocket 4P専用【CPL+VND 2-32可変ND+クールローズ】
僕の動画撮影で絶対に欠かせないのが、NDフィルターとPLフィルターです。なぜこの2つが必要なのかを説明すると、それだけでかなり長くなってしまうので、詳しく知りたい方はぜひ調べてみてください。
OSMO Pocket 4P用のフィルターをいろいろ探してみると、NDやPLなどがセットになった商品が多く、ちょうど楽天のポイントアップ期間ギリギリだったこともあり、目に入ったTELESINのフィルターセットを購入してみました。
OSMO Pocket 4Pのフィルターは、一般的なマグネット式ではなく、レンズ部分の爪を合わせて回転させて固定するタイプです。
正直、マグネット式と比べるとフィルター交換は少し面倒です。
ただ、僕の場合は走行シーンの並走撮影など、カメラを激しく動かす場面で使うことも考えていたので、むしろこの方式のほうが安心感があります。
マグネット式だと、強い衝撃や何かに引っ掛けたときにフィルターが外れてしまう心配がありますが、回転させてしっかりロックするタイプなら、撮影中にフィルターが外れてしまう心配が少ない。
頻繁にフィルターを交換する人にとってはマグネット式のほうが便利だと思いますが、僕の使い方では「多少取り付けが面倒でも、撮影中に外れない安心感」のほうを優先しました。

商品が届いて最初の感想はピンクだ...。やっちまったー。でも安い買い物ではないし。今どのフィルターを使っているかわかった方がいいかと思い、返品を思いとどまり使用することにしました。調べたみたら今後ブラック モデルもでるらしいです。
セットの内容はクールローズ フィルター、CPLフィルター、VND 2-32可変ND フィルターの3種類。
【クールローズ・圧倒的な透明感と美肌効果】肌を白くトーンアップさせ、シネマティックで柔らかな空気感を演出する「クールローズ(冷調玫瑰)」フィルター。晴天時の明るい日光下で自撮りやVlog撮影をすることで、肌のくすみを抑え、最高レベルの透明感ある美肌発色を引き出します。
【CPL偏光・不要な反射をカット】回転枠をサッと回すだけで、ガラスの映り込みや水面の不要な反射を強力に除去。空の青みや街並みの色彩コントラストを極限まで高め、編集(ポストプロダクション)なしでも鮮やかで深みのある風景写真を撮影可能です。
【5段階可変ND2-32・白飛びを彻底防止】1つのフィルターでND2からND32まで(1〜5ストップ減光)の5段階を自在にコントロール。強い日差しや炎天下での動画撮影でも、白飛びを抑え、シャッタースピードを適正に維持した映画のような美しいシネマティック映像を正確にキャプチャできます。
【クールローズ・圧倒的な透明感と美肌効果】肌を白くトーンアップさせ、シネマティックで柔らかな空気感を演出する「クールローズ(冷調玫瑰)」フィルター。晴天時の明るい日光下で自撮りやVlog撮影をすることで、肌のくすみを抑え、最高レベルの透明感ある美肌発色を引き出します。
【CPL偏光・不要な反射をカット】回転枠をサッと回すだけで、ガラスの映り込みや水面の不要な反射を強力に除去。空の青みや街並みの色彩コントラストを極限まで高め、編集(ポストプロダクション)なしでも鮮やかで深みのある風景写真を撮影可能です。
【5段階可変ND2-32・白飛びを彻底防止】1つのフィルターでND2からND32まで(1〜5ストップ減光)の5段階を自在にコントロール。強い日差しや炎天下での動画撮影でも、白飛びを抑え、シャッタースピードを適正に維持した映画のような美しいシネマティック映像を正確にキャプチャできます。
Osmo Pocket 4Pに取り付けるとこんな感じ。ピンク...。
CPL は真ん中のラインを目安に各レンズに切り欠きがあるので、それで強弱を調整できます。
ND はND2からND32まで(1〜5ストップ減光)できます。が、Osmo Pocket 4Pを起動中に変更は難しいので、電源を落とした状態で調整する必要があります。シャッタースピードを落としたい時にこれは活躍しそうです。
フィルターが必要かどうかは、撮影するスタイルや求めるクオリティによって変わってくると思います。ただ、ケースと液晶保護フィルムはマストだと思っているので、OSMO Pocket 4Pを購入したら、まずはこのあたりから揃えておくのがおすすめです。
僕の場合は、ここからさらに「実際に動画撮影で使うなら、もう少し撮影しやすくしたい」と考えるようになりました。OSMO Pocket 4Pは本体がコンパクトなのが大きな魅力ですが、その反面、実際に撮影してみるとモニターが小さいことが気になります。特に、走行シーンを並走しながらローアングルで撮影したい場合、カメラを低い位置に構えるとモニターが見えなくなってしまいます。そこで、こうした撮影を少しでも快適にするために、いろいろな機材を組み合わせてリグを組んでみました。次回は、OSMO Pocket 4Pを本格的な動画撮影で使うために買い揃えた「リグ編」を紹介したいと思います。
「こんな小さなカメラに、そこまで必要なの?」と思うかもしれませんが、実際に組んでみるとかなり面白いことになりました。
一人で撮影する僕にとって、OSMO Pocket 4Pをどうやって使いやすくしたのか、そのあたりも含めて紹介します。
フィルターが必要かどうかは、撮影するスタイルや求めるクオリティによって変わってくると思います。ただ、ケースと液晶保護フィルムはマストだと思っているので、OSMO Pocket 4Pを購入したら、まずはこのあたりから揃えておくのがおすすめです。
僕の場合は、ここからさらに「実際に動画撮影で使うなら、もう少し撮影しやすくしたい」と考えるようになりました。OSMO Pocket 4Pは本体がコンパクトなのが大きな魅力ですが、その反面、実際に撮影してみるとモニターが小さいことが気になります。特に、走行シーンを並走しながらローアングルで撮影したい場合、カメラを低い位置に構えるとモニターが見えなくなってしまいます。そこで、こうした撮影を少しでも快適にするために、いろいろな機材を組み合わせてリグを組んでみました。次回は、OSMO Pocket 4Pを本格的な動画撮影で使うために買い揃えた「リグ編」を紹介したいと思います。
「こんな小さなカメラに、そこまで必要なの?」と思うかもしれませんが、実際に組んでみるとかなり面白いことになりました。
一人で撮影する僕にとって、OSMO Pocket 4Pをどうやって使いやすくしたのか、そのあたりも含めて紹介します。
ALL Photo by UNDERGROUND...Hiro






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