1970 HONDA TRAIL CT90 K2


CANON 90D + Sigma 50mm F1.4 Art

1970 HONDA TRAIL CT90 K2

このバイクは僕の通勤車なんですが、今から2年前 USA に仕事で出張に行っていた時、 Long Beach Veteran's Stadium で行われている Swap Meet に僕の会社も出店していたので、様子を見に行きがてら行くことになりました。元々この時期には通勤バイクに YAMAHA TW200 に10年近く乗っていて、そろそろあちらこちらにガタがきていたのでサブで小さなバイクを購入したくて、どれにしようか悩んでいました。

広大な敷地にたくさんのお店が出店するこの Swap Meet は毎週テーマを変えて開催されているのですが、この時はたまたま Motorcycle のパーツがメインの Swap Meet が開催されていて、もしかしたら何かいい車両があるかもなぁとフラフラ歩いていると、この HONDA TRAIL と出会いました。確か価格は $1,500.00 くらいだったと思います。色々な方からの後押しもあり、特に詳細を確認することなく購入していました(笑)

Fujifilm X-T3 + Sigma 50mm F1.4 Art
それから3ヶ月後の12月にいよいよ日本に到着するという連絡があり、意気揚々としていた所、まさかの TW200 で事故を起こしてしまい、そのまま廃車に。。。サブのバイクをメインで乗ることになってしまいました。港までバイクを引き取りに行き、元々純正はウィンカーがついていないので、ちょっとしたカスタムと整備の為、横浜の頼れる Motorcycyle Shop IM Factory さんに無理言ってお願いし、カスタムと走れるように整備をお願いしました。

Fujifilm X-T3 + Sigma 50mm F1.4 Art
よく2019年1月、ようやく納車の連絡が。このバイクは本来標高の高い場所や山道のような悪路を走行する為に造られたバイクのようで、通常のカブのようにシーソーペダルに加え、高所用の変速機や、吸気の調整ができるようになっていて、後輪ブレーキは左手と右足の両方をいい感じに握ると止まるというヘンテコ仕様です。

Fujifilm X-T3 + Sigma 50mm F1.4 Art
50年も前に作られたバイクなので、やっぱりあちこちガタがでます。日本で製造はされなかったモデルなので、専用のパーツは海外で自分で探して購入しなくてはいけなくて、手はどうしてもかかります。タンクのサビによるキャブのつまり、ポイントのズレによる失火、ガソリンコックは OFF にしていないと漏れてきますし、オイルも結構な勢いで漏れてます。電装形のトラブルも多く、しかも6v。

何度も自分で修理したり、IM Factoryさんにも何度もお世話になって、ようやく最近まともに乗れるようになってきました。
Fujifilm X-T3 + XF23mm F2R WR
古い車、バイクは、確かにトラブルは多いですが、それ以上に乗る楽しさがあります。

といってもいつ乗れなくなるのかわからないので、今のうちに撮影しておこうと今朝思い立って、久しぶりにちゃんと写真を撮って見ました。仕事で車やバイクを撮影する時は基本 Canon 5DMK3 で撮影する事がほとんどで、初めて Fujifilm X-T3 とストロボを使って乗り物の特写をしてみました。レンズは最初 Sigma の 85mmArt レンズで撮影予定だったのすが、広い場所での撮影ではないので、距離が稼げず 50mm Art レンズに変更。おかげで昨年 Canon 90D を購入した時に撮影した写真と撮り比べができました。もちろんレンズの性能がいい事もありますが、引き伸ばしても全然問題なし。

Fujifilm X-T3 + Sigma 50mm F1.4 Artの写真は全て朝の10:00頃に撮影していましたが、EVF の明るさを最大にあげても、SS, F値の設定に依存してしまうので、手持ち撮影の場合はファインダーを覗いていない逆側の目で見ながら構図を考えなくてはいけくて、なかなかテクニックが入ります。(笑)

でもやっぱりこのカメラいいよなぁと思った休日でした。
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